もうずいぶん長い間、熱を出して寝込んだことがない。記憶にある限り最後に寝込んだのは、20代の終わり頃に3種類のインフルエンザに続けてかかったときだと思う。いやぁ、あの時は辛かった。
それ以来ということになるともう10年以上寝込んでいないことになる。なぜ寝込まなくなったのだろう。体が丈夫になったとは思えない。特に健康に気を使っているわけでもない。それ以前から無理はしない人生を送っていたしなぁ。
人によっては、時々寝込んだほうがいいと言う。そうしないとドカンと重い病気にかかるというのだが、やっぱり寝込むのはいやだ。僕は熱に弱いので37度を超えるともうぐったりしてしまう。「今日俺、39度あってさぁ」なんて言いながら会社に来ている人がいるけれど、とてもそんな芸当はできない。
数値を突きつけられることに弱いので、熱っぽくても最近はあまり体温を測らないようにしている。(今ちょうどそんな状態です。)だから実は結構熱を出しているのかもしれない。それでも寝込むほどしんどいことはない。えー、このまま残りの人生を平穏に送りたいものです。多分、無理だと思うけれど。