道草の友(シンガーソングライター・大久保雅永の日々)

ライブ情報: 4/13(Sat)open:17:30 start:18:00 ライブハウスコタン(20:00頃出演)

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 ライブハウス・コタン
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さらば大井町線

 3月28日から、大井町線に急行が走ることになり、夜間の線路の補修工事も急ピッチである。おまけに隣の空き地にマンションが建つことになり、昼間は昼間で振動と騒音が著しい。勤めに出る人はまだいいにしても、一日家にいる人たちにとってはかなりつらいことである。建設会社や鉄道会社の人たちはそんなこと気にもしてないだろうけれど。
 さて、大井町線の急行であるが、当然我々の駅は通過する。通過電車を見送るというのは、あまり気分の良いものではない。当然ダイヤも改正(改悪?)される。いろいろと面倒である。
 そもそも大井町線というのは、駅間も短く、電車ものんびり走っていた。乗っている人たちもどこか庶民的である。その和み加減が気に入って愛用していたのだが、これからはそうそう和んでもいられなくなる。そもそも急行を走らせる理由は、最近悪名高い田園都市線の混雑緩和にあるようだ。そうすると、大勢の乗客が大井町線に流れてくる可能性もある。それはもう大井町線ではない。「かつて大井町線であったもの」に変貌してしまう。
 なぜそんなに混雑するのだろう。そしていつものことではあるが、対策を打ち出しても一向にそれは緩和されない。東京は不思議な街である。人口が今の半分くらいになったら、随分住みやすくなると思うのだけれど。
 今日仕事の帰りに、駅で胴上げされているサラリーマンを見かけた。栄転かそれとも左遷か、はたまた転職か。いずれにしても何となく懐かしい光景であった。彼の今後の人生がよりよいものであることを祈る。