道草の友(シンガーソングライター・大久保雅永の日々)

ライブ情報: 4/13(Sat)open:17:30 start:18:00 ライブハウスコタン(20:00頃出演)

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 ライブハウス・コタン
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道草な話

 インフルエンザが猖獗を極めている。毎年のことなのでニュースではそれほど熱心に報道されていないようだが、僕の周辺では大変な騒ぎになっている。何といっても、息子の通う幼稚園の情報が凄い。年少・年中のクラスが相次いで学級閉鎖になり、年長の息子の同級生達も次々に感染している。妻がLINEで情報交換をしているので、続々と感染の情報が入ってくる。そのスピードたるや目を見張るものがある。ついに息子のクラスも学級閉鎖となった。そして僕の勤めている仕事場でも、二名の感染者が出て、全員マスク着用が義務付けられた。はっきり言って非常事態である。
そして我が家はどうかというと、遂に息子が発症してしまった。今まで一回もインフルエンザに感染したことのない息子も、今回ばかりは逃れることができなかった。しかも溶連菌感染症というたちの悪い病気に同時に感染してしまった。これも園児の間で流行っている病気である。そんなわけで、登園禁止という初めての事態に遭遇することになったのである。
 健康が取り柄の息子が二つも病気を背負い込んで、高熱に唸っている姿を見守るのはつらいものである。体中が驚くほど熱くなっている。高熱は二日ほどで収まったが、正直心配でクタクタに疲れてしまった。
 インフエンザというのは厄介な病気で、家族が感染すると仕事などに支障をきたすことになる。妻の仕事場も家族が感染したら出勤停止ということになっており、仕事に行けなくなってしまった。僕の職場では本人が感染しなければよいのだが、問題は息子の幼稚園である。こちらも家族に感染者が出た場合、子供の登園は禁止される。つまり息子が治っても、僕か妻が発症したらやはり息子は幼稚園に行けないことになる。息子が幼稚園に行けないとなると、妻は仕事に行くことができない。そうなるとますます大変なことになる。そんなわけで、親も自分が感染しないように細心の注意を払わなければならなくなる。当然家族全員、常時マスク着用である。緊迫した日々が続いている。
 毎年毎年インフルエンザの騒ぎは繰り返されるのだが、そろそろどうにかならないものなのだろうか。医学の世界だって随分進歩していると思うのだが、やはり予防接種を受けたり、手洗い・うがいをするくらいしか我々はなす術がない。そういったことに割く時間と労力も大変なものである。
 来週末に息子の幼稚園は60周年の記念行事である発表会を控えている。それまでにこのインフルエンザ騒ぎが終息することを祈るばかりである。